当科大腸チームの高橋は、直腸領域の日本内視鏡外科学会認定・ロボット支援手術プロクターですが、このたび結腸領域の認定を追加取得いたしました!
プロクターというのは耳慣れない言葉で、辞書を引くと「試験監督、試験の公正さを保つ役職」などとありますが、ロボット外科の世界では要するに指導者資格のことです。ひとつは他施設がロボット支援下手術を始める際に立ち会って指導を行う役目。もうひとつ、これが重要かつ我々の主目的なのですが、自施設で若手がロボット手術執刀を始める際のハードルが下がる、つまりプロクターのいる施設では若手外科医にロボット手術への門戸が大きく開かれることになるのです。
これで胃(間中)、直腸・結腸(高橋)の3領域でプロクター認定を持つこととなりました。当科は外科の将来を担う若手たちに、どんどんロボット手術の経験を積んでいただきたいと考えており、その環境が着々と整ってきているのです!
Key.