京都桂病院 外科

外科に興味をお持ちの医学生、研修医、そして外科専攻医に向けて、外科の魅力と当科の日常を発信しています。見学大歓迎、仲間を随時募集中!お気軽にご連絡ください。

市中病院外科から、学生を惹きつけるポリクリを!

ここのところ、京都桂病院外科では京大からのポリクリ(臨床実習)関連で良い風が吹いています。

①当科で実習したポリクリ学生からの口コミで、外科志望の同級生が当科見学に!

②そのポリクリ学生本人も、他科志望にも関わらず見学で当科再訪予定!

③外科志望の学生が初期研修先候補としての視察を兼ねて当科を回るポリクリコースを選択!

④当科で実習したX科志望のポリクリ学生が雰囲気を気に入ってくれて、後日当院X科に見学で再訪!

フランクな雰囲気の中で市中病院外科のリアルを体感し、また外科基本手技をできるだけ実践に近い形で経験できるようスタッフ一同協力しあっています。地道な努力がついに学生たちに通じてきたのだとしたら本当に嬉しいです。

さて、そんな学生の一人は肝胆膵領域に興味があり、当科で肝胆膵手術の修練を積めるかどうか質問をしてくれました。前にもご紹介した通り当科は肝胆膵外科学会の高度技能専門医認定施設で、一定の手術件数があります。福光チーフが、個々の習熟度に合わせて若手にも執刀チャンスを采配しています。K2-sPYeeDeでおなじみ外科7年目齊藤先生をはじめ、福光指導のもと肝胆膵手術を執刀しています。メインパート終了後は、同期の置塩先生と初期研修医の3人で終盤の操作をこなしていく場面も!

消化器外科医の危機的減少というニュースばかりの昨今、当科に興味をもってくれる優秀な若者が増えているのは、なんと素晴らしいことか。この波に乗りそこねず、若い力と活気に溢れる京都桂病院外科であり続けたいと強く思っています。

Key.

肝胆膵チーフ福光指導のもと、緊張とリラックスの良いバランスの中で執刀する齊藤(右)

手術終盤は若手同士で進める場面も。指導医は一歩後ろで見守ります。